短歌日記を書く

日記をつける習慣は、言うまでもなく脳に刺激を与える。しかし日記というのは、その日の出来事を書くだけでは「三日坊主」に終わってしまうケースが多いものだ。続けるには、何かしらの工夫をしたほうがいい。たとえば「短歌日記」はどうだろうか。その日一日を、五・七・五・七・七で表現してみるのだ。

日記をつけようとして一日を振り返ってみたとき、「平凡な一日だった」「つまらない一日だった」などと感じることがある。それをそのまま文章にしても、脳はたいした刺激は受けない。しかし短歌日記なら、「平凡だった一日」「つまらなかった。日」でも、ともかく三十一文字で表現しなければならない。季節を感じさせる言葉を使う必要もある。

短歌など詠んだことはないし、どうやって作ればいいのかわからない、という人なら、最初は「真似」から始めればいい。雑誌や新聞などの短歌欄を見て、「これは素晴らしい」と思った句をアレンジしてみるのだ。

たとえば、「しらしらと氷かがやき千鳥なく釧路の海の冬の月かな」(石川啄木)なら「あかあかと夕日かたむきガラスなく会社帰りのコンビニの前」などとしてみるわけだ。これはこれで簡単な作業ではないが、だからこそ脳は大きな刺激を受ける。むろん「俳句日記」でも「川柳日記」でも構わない。日に最低でも一度は、仕事以外のテーマで文章を作る習慣が重要なのだ。

— posted by 楢島 at 11:51 pm